ここではまず、サンプルファイルを読み込んで簡単に各画面の説明をします。
画面の説明
サンプルファイルをダウンロードし、画面の構成を確認してみます。
ダウンロードファイル(コマ替え君サンプル.koma)をダブルクリックするとを開くと、コマ替え君が起動します。
(コマ替え君のデータファイルは拡張子が.komaとなります)
また、インストールしたときに出来たデスクトップのアイコンをクリックして、
コマ替え君を起動したあとに「ファイルを開く」でダウンロードしたファイルを指定しても読み込めます。
起動後、以下のような画面が表示されます(レイアウトは変更可能ですので、ウィンドウのレイアウトが多少違うことがあります)。
メイン画面
メイン画面には、年間計画、時間割、週日課表のいずれかを表示します。
切り替えは画面左上のタブをクリックします。
これらの表内はエクセルのように高性能ではありませんがそれに近い感覚でコマ(セル)のコピー&ペーストなどの操作が可能です。
逆にエクセルにない機能として、コマをドラッグ&ドラッグで移動が可能です。これによりコマ移動が簡単に操作できます。
(今後、編集機能は拡張していく予定です)
サブ画面
ツールバーの
の部分に並ぶボタンで、サブ画面をOnOffできます。
サブ画面には
年間計画集計
年間計画作成時に参照する集計表
クラス-教科集計表
週日課表内のコマをクラス別、教科別に集計する集計表
先生-教科集計表
週日課表内のコマを先生別、教科別に集計する集計表
個別週集計表
週日課表内のコマを教科クラス先生別、週単位別に集計する集計表
日程
1日分のスケジュールを表示編集する画面
設定
コマを編集する際の移動制限や、選択時の表示の設定を行います。
があります。
これらのサブ画面はメイン画面とは別の子ウィンドウとして表示したり、メイン画面の任意の場所にドッキングさせることも出来ます。
メイン画面にドッキングしているときは画鋲ボタンをOnOffすることで自動で隠れるようにすることも出来ます。
(画面状態は保存され、次回同じレイアウトで表示されます)
(サブ画面の表示位置(フローティング表示、ドッキング表示、自動的に隠す)
※ツールバーのボタンの並びが変わったり、キーボードショートカットがおかしくなった場合は
ツールバーの並び順、キーボードショートカットのリセットの手順で初期値に戻せます。
マスタ情報
の部分にあるボタンを押すと、学年、クラス、時間コマ、教科、先生の情報(マスタ情報と呼びます)の編集画面を表示できます。
年間計画
メイン画面に戻り、まず年間計画を見てみます。
ここでは、校内行事、校外行事の設定と、各学年の時間コマの設定を行います。
サブ画面の年間計画集計には学年単位に時間コマの年間時数が集計されています。
表内のコマをクリックすると、サブ画面でその日の計画が表示されるのでここで編集を行います。
年間計画表内で、コマをドラッグ&ドラッグで移動することもできます。
範囲選択してコピー&ペースト、削除や、キーボード操作による編集も可能です。
(年間計画表内のドラッグ&ドラッグはコピー動作となっています。移動の場合は、コピー後、元のセルを削除します。)
年間計画の次は時間割のを見てみます。
時間割の自動生成機能はありませんので、別のソフトで自動生成した時間割を取り込こむことになります。
時間割表内で、コマをドラッグ&ドラッグで移動できます。
(時間割表内のドラッグ&ドラッグは移動動作となっています。
コピーの場合は、右メニューのコピーを行い、別の場所へコピーします。)
時間割内でコマを動かす場合、移動先で、重複するクラス、先生の確認をする必要があります。
コマ替え君では、自動で検出、待避出来るようになっています(設定画面で制限のOnOffも可能です)。
重複したコマは画面右側の待避場所に、移動します。
コマは時間割表内<>待避場所で移動可能でとなっております。
これにより、簡単かつ安全にコマ移動が可能です。
(待避場所に入ったコマは集計表から除外されます)
時間割表内でも範囲選択してコピー&ペースト、削除も出来ます。キーボード操作による編集も可能です。
(年間計画画面では現在ドラッグ&ドラッグはコピー動作となっています。 移動の場合は、コピー後、元のセルを削除します。)
時間割は通常計画段階で作成した後は通常変更することが少ないので
間違えて変更しないように編集ロックボタンが付いています。
ここで、一度、年間計画と時間割をエクセルファイルへ出力してみます。ファイル出力が終わると、ファイルが開きます。
ファイル内には年間計画、集計表、時間割、マスタシートが出力されます。
それぞれ、画面上で設定した内容が出力されています。
このシートのうち、年間計画、時間割についてはエクセルファイル上で編集後取り込むことが出来ます。
(マスタ情報の編集後にエクセルファイルに出力し、エクセルファイル上で、年間計画、時間割を作成して取り込むことも出来ます)
先生日課表
最後の先生日課表は年間計画と時間割から自動生成されます。
上記の10/21のように年間計画で、学年毎に異なる時間コマを設定した場合、
自動生成したままの状態のままだと、クラスの重複や欠損が発生する場合があります。
このような場合は、この先生週日課表内のコマを直接編集して重複や欠損を修正します。
このようにして1年間の計画を作成します。
ここまで出来ると、4月以降の運用にむけた準備が整います。
※現在、年間計画と時間割から自動生成した状態のコマ数を内部では計画時の予定時数として保持します。
実際には、週日課を調整した段階が正確な予定時数となりますので、ここは将来変更予定です。
予定字数を任意のタイミングで更新できるようになりました(計画時数の更新(計画の確定))
4月以降は、エクセルファイルの出力機能で月報、週報、週案を作成していきます。
予定通りであれば前月、前週に次回分の月報、週報、週案を出力していけば問題ありませんが、
先生の出張やお休み、急な予定変更などで予定変更が発生した場合、
先生週日課表を直接編集して対応していきます。
これにより、常に予定時数とのズレ、時数のデコボコを確認しながら年間の運用が可能です。
さらに、週案通りに対応出来なかった授業についても
実績として週日課表へ反映することで正確な時数を常に把握していくことができます。
4月以降に、途中で年間計画の変更や、時間割の変更が必要な場合もあります。
その場合も、途中で年間計画、時間割を変更することで対応可能です。
時間割を変更する場合、期間を指定して2学期以降だけ変更する、というのも可能です。