(ただいま工事中です!徐々に内容更新していきます。)
運用を想定して、新規作成からはじめて計画→運用までの流れを説明していきます。
計画
まずは新規作成から始めます。
コマ替え君を起動するとファイル選択画面が表示されます(試用版の場合、その前に試用版確認画面がでます)。
ファイル選択画面では
最近使ったファイル(最大4つ)
新規作成
ファイルダイアログを開いて選択
から選べます。
初回は履歴がないので最近使ったファイルの部分にはなにも表示されません。
まずは新規作成を選んで下さい。
新規作成の確認メッセージのあと、既存のファイルから情報を取り込むか確認メッセージが出ます。
昨年度のデータを元に修正する場合は取り込みたいファイルを指定します。
ここでは手順の確認のため「いいえ」を選び、まっさらな状態から作成してみます。
(ひとまず試すのであれば、サンプルファイルを指定してお試し下さい)
最初に年度、学期、学年の情報を設定します。
学校名
ライセンス登録時の学校名が自動設定されます。
対象年度
作成する年度を指定します、初期値は来年度の年度になります。
1日の時間数
1日の最大時間数を6~8時間から選びます。
学期設定(後から変更可能)
通年、2学期、3学期の設定と学期の期間を設定します。
週別時間割 (※新規作成時しか設定できません!)
隔週で時間割を切り替える場合はAB週、ABC週を選択します。
学年(後から変更可能)
1~3年+特殊学級を合わせて最大5学年設定出来ます。
初期値には1,2,3年が入った状態になっています。
設定出来たら「次へ」ボタンを押します。
次に時間コマ、教科、クラス、先生の情報を設定します。
時間コマ
年間計画段階で各学年毎に設定するコマです。
最初に設定した1日の時間数によって月1~金6(または7,8)のコマと
学年単位で指定する学級や総合等のコマがあらかじめとして設定されています。必要に応じて追加、編集して下さい。
(画面上に表示する関係で全角で2文字を超える場合、表示は出来ますが枠からはみ出してしまいます。
略称として全角2文字以下になる様な名称を設定してください。)
その他、時数集計時の挙動を設定することが出来ます。
時間割の表では、
・縦軸:先生
・横軸:ここで設定した時間コマ
となります。
また、時間コマの金6(または7,8)以降に追加したコマは自動的に同じ名前で教科コマに追加されます。
教科コマ
時間割、週日課表で設定する教科を設定します。
国語算数などの標準の教科の他に、出張や年休などもここに登録します。
前述の時間コマのうち金6(または7,8)以降のコマと同じ名前の教科も登録されています。
(教科コマの追加時に「時間コマと共有」にチェックを入れて作成すると、
同時に時間コマに同じ名前のコマを作成します)
その他、時数集計時の挙動やコマ替え時の制限等を設定することが出来ます。
例えば技術家庭の場合は同じコマとして考えたい場合は
技術、家庭のそれぞれでのコマで
「コマが埋まっているかチェックするとき同じと見なすコマ」に
もう一方のコマを設定します(片方だけでも可)。
クラス
学年毎にクラスを指定します。
初期値は空の状態なので順番に各学年のクラス分作成します。
体育や技術家庭など2クラス合同で授業をする場合、あらかじめ複合クラスを作っておきます。
複合クラスを設定すると、コマが埋まっているどうかのチェックと、集計表で常に表示するのチェックが外れます。
※1~3年の学年は必ず設定してください。未設定の場合先生週日課で未設定、重複するクラスがあるかのチェックが機能しません。
時間割表や週日課表では、各時間(縦1列)ごとにクラスの重複、欠損があるかを調べるようになっています。
コマが埋まっているかどうかのチェックをしておくと、
チェックが入っているクラスが重複(または欠損)していると、
先生週日課表で下図のように●(重複有り)★(欠損有り)の表示がでます。
通常、複合クラスや、特殊学級などで、常に授業があるわけではないクラスの場合は外しておきます。
(複合クラスを指定すると自動的にこのチェックは外れるようになっています)
先生
先生には担当学年、担任クラス、
担当教科(4個まで)を設定出来ます。
※前年度の情報を引き継いだ場合、
1→2年
2→3年
3→1年
のように先生が動くことが多いと思います。その場合、
1.先生の一覧リストで同じ学年の先生を複数選択
先頭の先生で一度クリック後、
同じ学年の末尾の先生のところでSHIFTキーを押しながら再度クリック
(最初にクリック後、SHIFT+矢印キー↑↓で複数選択も出来ます)
2.編集ボタンをおし、編集画面で学年を変更
を各学年単位に操作して先生毎の学年を変更します。
その後、上記のルールに当てはまらない先生を編集します。
※1~3年の学年は必ず設定してください。
エクセルファイルで週日課表出力時に各学年の先生、未設定の先生はいずれも最大20人までとなっています。
20人を超える先生を登録し、学年をすべて未設定のままにすると、エクセルファイルに全員分の週日課表が出力されません。
一通りの情報の登録ができたら一度ファイルを保存しておきましょう。
(マスタ情報まで作成したサンプルはこちら)
情報はすべてこのファイルひとつに入っているのでフォルダの移動やコピー、名前の変更は自由に出来ます。
また、保存のタイミングで以前のファイルをバックアップするようになっています。
ファイルをしたフォルダと同じフォルダに「同じファイル名+.backup 」のフォルダを作成し、
その中に最大20ファイルまたは最大過去120日までのバックアップを作成するようなっています。
→保存したファイルが読み込めなくなった場合、以前の保存状態を確認したい場合(自動バックアップ機能)
マスタ情報は後からでも編集出来ます。
このあとの作業は年間計画→時間割→週日課表の作成と続いていきます。
※年間計画表と、時間割についてはマスタ情報が出来た時点で、
エクセルファイルの出力機能を使いエクセルファイルへ出力してエクセル上で編集を行い、
エクセルファイルの取り込み機能でコマ替え君に取り込むことも出来ます(年間計画、時間割エクセルファイルの取り込み)が。
マスタ情報に関してはエクセル上で編集出来ませんので、上記手順であらかじめ作成しておく必要があります。
年間計画作成
年間計画表で行事の設定、各学年の時間コマの設定を行います。
編集したいコマでダブルクリックまたは右クリックメニューの編集を選ぶと日程画面が表示されます。
この画面の中で1日分の日程を設定します。
設定出来る項目は以下の項目です。
祝日
校内行事、校外行事 週案行事(週案に出力する行事項目)
備考
日直
週No.
AB週
各学年の時間コマ設定
詳しくは年間計画表の編集を参照してください。
また、時間コマの年間の時数を「年間計画集計表」で確認出来ます。
以下、作成中です。。
1からこの画面で作成することも出来ますが、自動作成機能はありませんので、
通常は別のソフトで作成した時間割を登録することになります。
自動作成ははできませんが、
リアルタイムで、クラスの重複チェックや、
各クラスの教科別の時数集計も表示できますので
クラス数が多くなければコマ替え上で時間割もすべて作成することも可能です。
新規作成時に週別時間割でAB週、ABC週を選んだ場合、2または3週分の時間割を作成する必要がありますが、
通常は一部の授業が違うだけとなることが多いと思います。
A週の時間割を作成後、A->B、A->C週の時間割へコピーを実行し、
その後に、違う部分だけを編集すると楽に作成できます。
時間割表は確定した後、変更することは少ないと思います。
そのため不意にコマを移動しないように、編集ロックという機能が付いています。
時間割各程度はこの編集ロックの作業を行なうことをおすすめいたします。
学期が変わり時間割を変えたい場合、
適用期間を変更してから、時間割を変更するとその期間のみ変更が可能です。
(ただし時間割としては最後に変更した状態のみを保持します)
週別時間割を使わない場合でも、学期単位に時間割が変わる場合、
ABC週を1,2,3学期の時間割として利用することも可能です。
その場合、年間計画で、AB週設定で、 1学期間はA週、2学期間はB週、3学期間はC週のように設定します。
こうすると、学期単位の時間割を保持することも可能です。
年間計画、時間割ができると1年分の週日課表のベースもできあがった状態となります。
もし、週日課表を見て、正しく反映されてないところがある場合、
時間割表の右上の「日課表更新」ボタンを押してください(期間は全期間)。
このボタンを押すと年間計画の時間コマと時間割から週日課表を再更新します。
実行中、学年毎に月1月2月2のように違う時間コマを設定している箇所では
時間割の状態によって、クラスの重複などがあった場合どうするかのメッセージが出ることがあります。
基本は「はい」を選んで重複登録しておき、あとで重複を取り除くのが確実です。
(何度も出る場合は、以後同じように処理するにチェックをいれて「はい」を押します)。
「編集ロック」ボタンをおして、計画時数の更新で全期間を更新してください。
年間計画の時間コマと時間割を作成すると自動的に1年分の日課表が作成されます。
先生週日課表には計画表と実績表の二つの状態をもっており、
計画用は年間計画と時間割から自動生成された表で
実績表は計画表の状態から開始して、毎週出張や年休などで変更が発生した際に更新を行なっていく表です。
この二つの表により、年度当初に計画した時数が1年通して実際に運用した結果の時数と比較することが出来ます。
自動作成されたあとの週日課表は、場合によってクラスの重複や欠損がある場合があります。
(時間割を適切に設定していても、学年ごとに時間コマがことなる場合等)
その場合、計画表を修正する必要があります。
計画表自体は現在直接編集が出来ませんが、実績表を編集後その内容を計画表へ反映することが出来ます。
メニューの
設定>計画時数の更新
を実行すると実行した時点の実績表の状態を計画情報をとして保存します。 →計画時数の更新(計画の確定)
こうして自動作成された計画表を修正して年間の計画を確定します。
(1年分作成せずに1か月単位、学期単位などで修正していくことも可能です)
ここまでは操作は主に前年度の学期末~新年度初めに行ないます。
そして新年度開始後は今後は、先生日課表の実績表を主に更新していきます。
計画が立て終わり、新年度がスタートすると、
まずは、毎月の月報、毎週の週報、週案を作成することと、
あとは直近の予定変更によるコマの変更作業を行なっていきます。
例えば、翌週にA先生の出張が決まったとすると、担当クラスの授業の振り替えが必要になります。
その場合、翌週の週日課表でコマの入れ替えを行ないます。
該当のコマを選択すると、入れ替え候補があると、以下のように候補を表示します。
この候補表示は表示中の日付に対して候補を探しますので画面を横スクロールしたり、画面を広げる、文字サイズを小さくする等
を行なうと候補結果が変わってきます。
この例では入替候補がありましたので、そのまま入れ替え先でコマをドラッグすれば、
無事入れ替え完了です。
また近くで入替出来るコマがなかった場合、候補を探すことになります。
その際も、入れ替え先を探す場合、コマをドラッグさせると、ブッキングするコマを強調表示することが出来ます。
(ドラッグ中にESCキーを押せば処理をキャンセルできます)
ブッキングがあるままコマを入れ替えると、ブッキングしたコマは待避領域とい呼ばれる右側のリストに移動します。
ブッキングしたコマを再度別の場所へ移動する場合、この待避場所からまた移動先を探してください。
(このコマを削除しても良ければそのまま削除もしくは、今後どこかに入れ替えるのであれば待避場所に残しておいてください)
このように入れ替え操作を行なう事で、コマの入れ替えを安全に行なう事が出来ます。
表の上側には常に、クラスの重複、欠損状況が表示されますのでこれで簡単にチェックが可能です。
また、理科室のように教室数や実験器具の関係で同時に設定できる授業数を制限することで、
制限を超えると警告表示することもできます。
学期、年間、週単位などの時数をチェックすることで、常に各クラスの授業数のバランスや先生の稼働率も確認が可能です。
(これらの操作は実績表に対して行ないます。→これにより徐々に計画時数と差が出てきます)
このようにして、直近の予定を修正を行なった後、エクセルファイル出力機能で、
月報、週報、週日課表、週案を出力します。
週案には1週間の授業予定、各教科クラス事の時数集計が出力されます。
クラス単位の時間割も出力可能です。
コマの入れ替えは画面上でブッキングのチェックが簡単にでき、
週案も自動で作成可能なので、
手作業によるイージーミスや作業時間の短縮が図れます。